人間はこの宇宙の不良少年である。・2



このとき、人々の間で様々なドラマがあった・・・・・・。



アッテンボローとポプランから帝国土産を受け取ったテレサ・フォン・ビッター

ハウゼン中尉は再会を喜び合った。

メルカッツ提督とともに帝国から亡命してもう三年近くなる中尉が困っている

だろうとアッテンボローは普段身につける衣類や下着などオーディンで見繕い

買っておいた。



と。これからは毎日あえますねと若き豪奢な金髪の持ち主の帝国女性士官どのは

ほほえんでいったん自室へ帰った。女性提督の心の優しさや帝国のしなを手に取ると

故郷の両親を思い出し、少し案じたけれど。また気を取り直して勤務に戻ろうと部屋から

でた。今年25歳になるテレサ・フォン・ビッターハウゼン中尉の仕事は本来は機器の

整備であるから司令部でするべき仕事はあまり無い。ただ上官であるウィリバルト・

ヨアヒム・フォン・メルカッツ元帥が従卒を連れないで亡命をしたので時折珈琲を入れて

執務室に運ぶ。運び終えると部屋を辞してまた廊下へ出た。

すると視界に所在なげなイワン・コーネフ中佐が飛び込んできた。

トレイを脇に抱えてテレサはコーネフに敬礼をした。



「お帰りなさい。中佐。」

「ただいま。中尉。」

黄金色の輝く髪をひっつめて黒い帝国の制服に身を包み大きな淡いグリーンの眸を

まっすぐコーネフに向けていた。実のところテレサはコーネフ中佐を目の前にすると

少し鼓動が早くなる。誰にでも温厚で優しい青い眸を向けるあわい金髪の中佐。

誰にでも優しいはずなのにどうもテレサだけには・・・・・・少し違う気がしていた。

イゼルローン要塞にいたころはそうでもなかったけれどダヤン・ハーン基地で駆逐艦

「ウラヌス」核融合炉暴走事件以降コーネフ中佐は彼女に何か言いたげで言わない

「困った空気」が流れていてそれはここ、エル・ファシルでも変わらなかった。いや、むしろ

その「困った空気」はさらに密度を増した気がするテレサである。



帝国では女性が士官になることは難しい。よほどの才能を持つ女性士官には

提督の参謀を務めるものもいるにはいる。

テレサは知的労働にむかない。

戦略構想を参謀として意見できる方面の才能はなかった。

ただ整備士としては一流であったのでメルカッツ提督のもと軍務についてきた。

男性から冷遇されることはなれているのだが・・・・・・。

コーネフ中佐との困った空気はそういう種類のものでもないことをテレサも

わかっていた。

けれど彼女は貧家でありながらもしつけの厳しい貴族の家で育った女性。

自分の気持ちを多く語るのはためらわれた。



じつは。「中尉に帝国の土産をと思って買ってきたんだが受け取っていただける

だろうか。」

イワン・コーネフは少し困った顔をして小さなはこを取り出した。

アッテンボローやポプランから土産を受け取るときは気軽に感謝できたが。



・・・・・・。

こういうときどう振る舞えばいいのだろうかと思いつつ感謝の言葉を述べてはこを

受け取った。

中身はわかっている。

わかっているつもりである。



「・・・・・・中佐。これは土産なのでしょうか。」

淑女にここまで言わせてはコーネフも存外だらしないと思われる。



いや。

「・・・・・・いや。違う。フロイライン・ビッターハウゼン。あなたに結婚を申し込みたい。」

やはりあの緊迫した空気は愛情の裏返しだったのかとテレサは心の中で反芻した。

コーネフは一息ついてテレサからはこをもう一度取り包装をといてプラチナの婚約指輪を

取り出した。

小官は・・・・・・。

「小官は亡命したとはいえど帝国の人間です。なにかと中佐のお気に召さない至らぬ

ところが多いと存じます。」

わずかに揺れる声をイワン・コーネフは黙って聞いていた。



・・・・・・それでも小官で。「それでも小官でよろしいのでしょうか。中佐。」

頬を染めて言葉を言い切ったあとうつむいてしまった佳人の華奢な左手を

取りコーネフはそっと薬指に装飾の華美でない白く光る指輪をはめた。

「あなたを思っています。はっきり気づくまでに時間がかかりすぎてあなたに

不快な思いをさせたと思いますがあなたと離れてよくわかりました。・・・・・・

あなたと離れたことを悔やんでばかりの歳月でした。」



自分こそ粗忽な男ですがとクラブの撃墜王殿は言う。

「あなたを私の花嫁に迎えたいと思う所存です。・・・・・・このような異常事態の

中で我ながら度し難いのですが・・・・・・あなたといいかげんな交際を持ちたいと

いうのではなくこれから先の人生を共に生きてほしいと願っています。承諾して

いただけますか。」

テレサはひとことひとことその言葉を心に刻んで。

「はい。中佐。・・・・・・私でよければ喜んで。」



場所はエル・ファシル。

軍の司令部が置かれている雑多なビルの廊下。なんの情緒も雰囲気もない

求婚であったけれどテレサ・フォン・ビッターハウゼンは時がくれば

イワン・コーネフとこういう場面を迎えることを予測していた。

あのイゼルローン要塞で一枚のハンカチを受け取った日から。

こうなることはなぜか彼女はよくわかっていた。



実は私も言いたかったことがありますとテレサはコーネフに小さな声で

言った。同じ同盟軍軍人同士の求婚ではないからコーネフ自身も旅の間に

相当悩んだ。けれど思い描くのは基地をはなれる前にみた彼女の敬礼を

する姿。



「・・・・・・私も中佐について行きたかったです。もうお会いできないかと

案じておりました。どうか今後はどこへ行くにもお供させてください。

約束してくださいますか。」

大きな淡いグリーンの眸をうっすらと涙でにじませて唇をかみしめた。

事実「親不孝号(アンデューティネス)」が出向した折お互い生きて再会

する確証はなかった。アッテンボローやポプランのように行き当たり

ばったりで前進するものばかりではない。

小さな体を抱き寄せて腕の中の婚約者に「約束します。」とコーネフ中佐は

はっきり言った。



さてこの二人の婚約を知ってアッテンボローとポプランは互いに抱き合って

快哉をあげた。

ヤンはそういうこともあるのだなとほほえんで祝福しフレデリカやユリアンも

それに習った。

アレックス・キャゼルヌは・・・・・・忙しいときにといいそうになったが・・・・・・。

「結婚式をしなければなるまい。」

ととんでもないことを言い出した。

さすがに時期はイゼルローン要塞再奪取作戦成功後と決まった。

「結婚とは恭しいことだが俺にはおよそ縁がない話だ。みなこぞって女に

縛られたがる。何がその衝動を突き動かすのかどうもわからない。」と

ワルター・フォン・シェーンコップは近くにいた女医に漏らした。



「あなたには結婚の才能がないの。でも誰にでも短所はあるわ。気にしなくて

いいんじゃない。」と奇妙な慰めをうけ戦闘指揮官殿は顔をしかめた。

ベルンハルト・フォン・シュナイダーとメルカッツ提督は不思議な縁では

あるが実にめでたいと二人の婚姻を心から祝った。



となるとますますイゼルローン要塞を是が非でも再びヤン不正規軍のものに

しなければならないとヤンはユリアンから渡されたディスクの検証を後回しにして

現在の幕僚を集め作戦を説明した。ユリアンは作戦概略を聞き必ず成功すると

確信した。

さまざまな思惑が交差する中。



自由惑星同盟軍最後の主力艦隊がアレキサンドル・ビュコック元帥の指揮のもと

首都星ハイネセンを後にした。ヤンがこのことを知っていればイゼルローン要塞より

こちらの戦列に連なったであろう。

彼の生涯でただ一度の勝算の無い戦い。



出陣を前にチュン・ウー・チェン総参謀長は赴任地から三人のもとヤン艦隊の幕僚

たちを首都星ハイネセンへ償還した。

ムライ、フィッシャー、パトリチェフである。

退役が認められずバーミリオン会戦後それぞれ辺境の惑星での赴任をしていた

彼らはなぜ今自分たちがそれぞれの任地から呼び出されたのか無論知る由も無い。

それに彼らはヤンが謀殺されたとのうわさも聞く。不安な面持ちで命令が下るのを

待っていた。

パン屋の二代目と呼ばれる非凡な頭脳の持ち主であるチュン総参謀長は書類

一式をムライに託しこれをヤン・ウェンリーに渡す任務を命じた。

残りの艦隊をヤン・ウェンリー氏個人に譲渡する旨の契約書を持たせるのはチュン

参謀長の一種のジョークであった。要するにビュコック元帥がさいた宇宙艦隊5560隻、

ヤンを探して「運搬し譲渡」する任務を三人に与えた。



パトリチェフは司令長官、総参謀長ともに自殺行為にも等しいといえる首都星

防御に出ずヤンたちと合流すべきだといい、ムライはそれを軽率な発言だと

いさめた。

けれどフィッシャーは時間を無駄にできぬことを知っていたのでその任務を

引き受けた。

チュン総参謀長は無事指令を終えると宇宙艦隊司令長官であるビュコック

元帥に宇宙艦隊5560隻を出発させたことを報告した。



老元帥は帰らぬ家で1人残された老妻を思い、チュンの家族の心配をした。

総参謀長は家族思いの男であるので妻子をムライたちに託してヤンの元に

送ったと微笑んだ。

ヤンはビュコックが老病で軍を退役したものと思っていた。

現実退役をしていたのであるが同盟領土を帝国が侵攻するという事態がわかると

出陣を余儀なくされた。ヤンがハイネセンをおわれるように脱出したときこの老人を

思いやったのは事実であるがもう第一線で戦うことはないと思い込んでいたので

逆に迷惑をかけると思い、老元帥を首都星に残したまま宙に飛び立ったのである。



けれどもしずかに主力艦隊は出発した。

戻れぬ片道切符の戦いに向けて「リオ・グランデ」を総旗艦に・・・・・・。







エル・ファシルの独立政権と合流した折にヤンはすでに自分が格好の

錦の御旗に祭り上げられていることを悟った。

愛妻フレデリカは政府代表者ロムスキー医師とは知己でありけして悪人

ではないことはヤンとてわかっている。

それでも要塞奪取作戦でヤン自ら出陣するのに意義を呈したドクター・

ロムスキーに憤怒し席をけろうかと立ち上がりかけたのを妻が止めると

しぶしぶ人事の口出しを赦す結果となった。

要塞攻略の司令官はメルカッツ提督がつとめることとなり陸戦要員の募集が

始まった。薔薇の騎士連隊長代理であるライナー・ブルームハルトでさえ

残留組となった。ダスティ・アッテンボロー・ポプラン提督は今後の勉強のため

これもまた残留。



陸戦要員志願者はワルター・フォン・シェーンコップ中将のさじ加減ひとつで

裁量してよいとヤンは許可を出している。志願者の中にユリアンの名前が

あった。ヤンはできれば手元におきたいところであったが・・・・・・。

過日ボリス・コーネフとの交渉の場で提起された個人的な話題が影響して

現場指揮官であるシェーンコップに一任した。



ユリアンは余りにヤン・ウェンリーに傾倒しすぎていると

幼馴染の気安さから船長はヤンにとうとうと述べた。

地球教のディスクを青年がヤンに見せるまで目を通さなかったことを彼は

惜しむ。才覚もあり資質もあるユリアンはけっしてヤン以上の人物になろう

などゆめゆめ思っていないという。。忠誠心としては見事だがこれでは

いつまでも師匠を超える弟子になり得ないと船長はヤンにぼやいた。



その折にイゼルローン要塞を担保にフェザーン人からの資金援助の話を

ヤンはうまく取り付けたが。・・・・・・ユリアンが常に自分と同じ星を見上げる

ことはないと改めてヤンは思案にふけった。



どうでもいいけど。「どうして私が名簿に加わっているの。」

女医はシェーンコップに見せられた名簿に目を通して自分の名前が陸戦

要員としてあがっていることに不満の色を見せる。

「決まってる。ブルームハルトの代わりに使える人間がほしいからな。」

リンツがいるじゃないとミキは抗弁したが彼女の名前が名簿からはずされる

ことは無かった。

その代わりシェーンコップの独断でカーテローゼ・フォン・クロイツェル

伍長は陸戦要員に志願していたが名簿には大きな罰印がつけられた。

「それは親心なの。」ミキはたずねた。

いや。「おれは父親の自覚は無い。だがまだ若く経験の浅いか弱い

美人の女性下士官に手を借りるほど落ちぶれていない。」まじめに男が

返すのでミキは言った。

「父性本能が無いことも欠点ではあるけれど誰にでも欠点はあるものよ。」と。



ポプラン夫妻に与えられた部屋で蜜月の二人の会話。

「そっかあ。今回はダスティは残留組か。俺は行かないとだんなににらまれるし。

愛ある二人を引き離す上官とはあるまじきだ。」

アッテンボローを抱きしめてポプランは冗談めいた言葉を言って彼女を

笑わせた。「あのドクター・マクレインはシェーンコップが連れて行くというが

あんな小柄で華奢な女性を任務につかせるとは。えらくあの女医を買って

いるんだな。」



あの美人さ。



「顔はいいんだ。姿かたちはな。なのに口ぶりがなんか参謀長に酷似しててさ。」

ポプランはたった数日の間で女医に幾度も咳払いをされ「困ったものだ。」と

背後でつぶやかれていた。

「血は争えないってことだね。」 アッテンボローは気にかける風も無く答えた。

「それならなんで、リー・アイファンに似なかったんだよ。快活で自由な気風の

いい女だったと聞くぞ。」



ほう。じゃあ。

「顔がムライ中将だったらよかったのか。」



容姿、気質ともにご母堂に似ればよかったのにとポプランはぐずる。

そう世の中うまくいかないよとアッテンボローはぐずるポプランにキスひとつ。

マクレインというからには。「亭主がいるんだろう。シェーンコップと行動を

ともにしているがあれでいいのか。」珍しくポプランは道徳的なことを言った。

ご主人は「第6次イゼルローン要塞攻略戦でなくなっているんだ。かれこれ

5年前に未亡人だよ。」

まあ未亡人で美人といえど。

「俺はあの先生苦手だ。どこと無く。・・・・・・美人を嫌ったことは無いんだが。」

そんなポプランにアッテンボローはにっこりと微笑んで接吻。

「私以外の女性に興味を持つな。」

了解ですと女性提督に抱きしめられ甘い戒めを心地よく感じる撃墜王殿。



しかしな。

「ちょっと意外だった。歓迎されるとは思ってなかったからな。」

それはアッテンボローの言葉。ベッドでポプランを抱きしめいつの間にか組み

敷かれつつ考えた。

「そりゃあ。ちょっと留守したといってもお前は勝利の女神だからな。艦隊の

連中は生き残りたいし美人は好きだろうさ。お前を熱烈歓迎するのは当然

じゃ無いのか。」

とアッテンボローの耳元でポプランはささやく。

「・・・・・・男と一緒に旅に出かけたあほうの司令官だぞ。私ならうんざり

だけどな。」

ポプランの重さはアッテンボローは大好き。

俺は断然美人提督の船に乗りたい。

「というかお前の上に乗りたい。いつも。常に。」

ばかとアッテンボローは笑った。



「コーネフのやつもほれた女と離れていることがどれほど無価値であるか

やっと悟ったらしい。要塞でまた結婚式だな。キャゼルヌのだんなの騒ぎ

ぶりが目に浮かぶ。・・・・・・邪魔しちゃおうかな。」

とアッテンボローの唇に唇を重ねた。



だめ。

「コーネフはうちの結婚式で邪魔しなかったんだからだめだよ。テレサの・・・・・・

あれウェディングドレスはどうしようか。私のものはハイネセンの実家だし

フレデリカは持ってきている・・・・・・わけないなあ。作るしかないのかな。」

これ以上の会話は二人がheat upしたため甘い吐息とあえぐ声。



後日。

とうのイワン・コーネフ中佐の婚約者となったテレサ嬢は最前線で結婚式と

隣に立つ婚約者を見て返答に困った。

「おれは君ときちんと式を挙げたいと思っている。」と淡い金髪の婚約者は

言った。じゃあやっぱり。

「コーネフはともかくテレサにはドレスがいるよね。白いドレスなあ。私はもって

ないし。困ったな。」

アッテンボローだけ困っている。

テレサは要塞奪取作戦でメルカッツ提督とともに宇宙へ飛ぶ。

その前に衣装を用意しておきたいなと女性提督は考える。エル・ファシルで

見繕うしかないとアッテンボローとマダム・オルタンスがコーネフの可憐なる

婚約者を車に乗せ一日目立たぬように街で探索。



あれ。「お前はついていかないわけ。フロイライン・ビッターハウゼンの花嫁姿

婚約者のお前が見ないのはおかしいぞ。」

そういう他称「相棒」にコーネフは言う。

「まだ要塞際奪取もしていないだろう。つくづくみんなおめでたいよ。」

と肩をすくめた。

馬鹿なやつだなとポプランは言う。

「お前のことだから求婚はしてもまだベッドインもしていないだろう。もし

お前が要塞奪取作戦で死んだらどうする。さぞかし無念だぞ。」

ふんとコーネフ中佐ははなを鳴らした。



「・・・・・・あの作戦で死人が出るはず無いだろう。それにお前さん

わすれちゃないか。」

白兵戦においても。

「俺のほうが飛行学校時代確か点数がよかったはず。誰かさんより。」

コーネフはあくびをして言う。ポプランはあんなひよこ時代と今は違うぞと

いきまいた。「フライングボールの反則王をなめるなよ。」

俺がテレサを未亡人にするはずはないとコーネフ中佐ははっきりいい。



「むしろお前の無茶さのほうが俺としては気になる。」と不吉なことを

付け加えた。



大丈夫大丈夫。



「俺は運が強いのが売りだから。」ポプランは口笛を吹いて言い返した。

確かに。

お前運いいものなと他称「相棒」は認めた。

「つまり技術は売りじゃないんだな。」

ポプランは「好きに言えよ。俺様は天才であるには違いないしワイフは

勝利の女神だ。怖いものなしだぞ。」と自慢か言い訳をした。



その日の夕方にアッテンボローとマダム・オルタンスにつれまわされた

帝国美人の花嫁はひどく疲れて帰ってきた。

とにかく衣装が決まったとマダム二人はにこやかで。

「コーネフの花嫁、美しすぎて卒倒するなよ。」アッテンボローは微笑んで言う。

・・・・・・自分が迎える花嫁は十分美しい。

イワン・コーネフ中佐は言おうと思ったがやめた。

かわりに疲れて帰ってきたフロイラインにいたわるように微笑んだ。

テレサ・フォン・ビッターハウゼン中尉も婚約者に微笑んだ。



騒がしいなあと作戦のつめをしていたワルター・フォン・シェーンコップは

部下のリンツ大佐と部下ではないが女医の中佐に言う。

この三人は十分独善的で排他的だったので結婚式に興味が無い。

祝儀だけは何か考えようとは思っていた。そんなエル・ファシルでの日常。



by りょう





うーむ。何組結婚するんだというのりですが。

コーネフ中佐にお嫁さんがきます。ちゃんと料理ができるお嫁さんです。

ビュコック元帥の外見のモデルはジーン・ハックマンですか。

ちょっと元帥のほうがお年を召しているような気がします^^;;;


LadyAdmiral