弱気で美女を獲得できたためしはない。・1
弱気で美女を獲得できたためしはない。 私はいまコールダレーヌ地方の美しい山間地帯にある湖で鱒を釣っている。 いままで時間がなかったからできなかったが、魚釣りは嫌いじゃない。 えさをくっつけて釣り糸をたらしあたたかくて爽やかな空気になぶられつつ昼寝をしたり読書できる。 浮きが上がれば竿をあげればいいしなかなか私にはぴったりの娯楽である。初夏なのだが山の 日差しは心地よくてついうとうとする。すると隣で本を読んでいた・・・・・・つい最近私の妻になってくれた 美しい女性、フレデリカ・グリーンヒル・ヤン夫人が声をかけてきた。彼女の声は柔らかで品があり、 心地よく胸に響く。 「あなた。アイスティーいかがです。」 とクーラーボックスから氷を取り出して彼女が・・・・・・フレデリカがストレート・ティーをポットから出して グラスに注いだ。 「うん。もらうよ。・・・・・・あのフレデリカ。」 「はい。」 彼女はいつも大きなヘイゼルの眸・・・・・・ごく淡い茶褐色のとってもきれいな眸で私を見つめる。 はじめてであったとき随分大きな眸の持ち主でかなりの美人だなと、自分の副官に新たになった彼女を 見て驚いた。生気にみちた輝く眸と金褐色の髪。 あのときの彼女は忘れられない。 ・・・・・・じつはエル・ファシルでも出会っているのだが何せあのころ私は21でフレデリカは14歳。 14歳の少女に目を奪われていたら私はちょっと危ない人に思われてしまうだろう。賢そうで、きれいな 子供とは思ったけれどまさかこんな美人になるとは思わなかったし再会して、まして結婚することに なるとも思わなかった。 「いや、釣りをして昼寝をしている私の隣で退屈じゃないかなと思って。ここはキャゼルヌ夫妻の お勧めの新婚旅行地だったから来たけれど・・・・・・私はどこでも昼寝ができれば幸せだし・・・・・・。」 ・・・・・・君がいてくれればそれでいいなと思ったりする。 「いいえ。空気もきれいで景色もいいですし。・・・・・・私はあなたの側にいれれば・・・・・・いいんです。」 冷たいアイスティーを受け取ってほほを染めた私の妻を見る。 こうも若くて美しい、しかもやさしいフレデリカのような女性が私のようなぼんやりした男に惹かれて くれたのかはじつは謎だ。7歳も年下の女性と自分が結婚をするとは本当に思わなかった。でも バーミリオンで死ぬことがある前にやっぱり言っておきたかった。 結婚してほしいんだと。 私は無論彼女が好きだ。 美人で有能だけでも十分要素を満たすのにフレデリカはとてもやさしい。 一緒にいても気張らないでいられる数少ない女性だ。仕事中何度もよだれをたらして眠っている私を フレデリカは見ていて、私は起きたときそのたびはじめは恥ずかしいなと思った。でも、なれた。一度として フレデリカはいやな顔を見せなかった。だから遠慮なく彼女の前で寝た。私の人生の最大の愉しみの うちの一つは明らかに睡眠だから。 彼女はそんな私をまるで・・・・・・姉か母のようにやさしく見守っていてくれた。 フレデリカが私のことを好きなのは彼女が任官してすぐにわかった。 最初は私が「エル・ファシルの英雄」といわれていたり「奇跡のヤン」「魔術師ヤン」と呼ばれているから かなと思った。 そういう女性は・・・・・・多かった。 でも三年近く側にいて思うのはそうじゃなさそうだということだ。 私が机に座って転び落ちたときも、椅子から転がり落ちても、廊下でつまずいて転んでも・・・・・・。 どうも私の生活は転んでばかりだな。 ともかくそれでもフレデリカは「閣下。お怪我はありませんか。」とやさしく尋ねてくれる。 ユリアンがフェザーンへいっている間アッテンボローが食事の世話をしてくれたが配達はその亭主の ポプランがしてくれた。朝ポプランがくるときに起きないといけなかった。そのときに起きていなければ。 まだ未婚だったフレデリカが私を起こしに部屋に来ることになっていた。 一度だけじつはどうしても起きれなくて、結婚もしていなければ婚約もしていないころに朝起こしに 来てくれた。 「閣下。お仕事のお時間ですわ。朝食は執務室で召し上がってください。起きてください。閣下。」 ・・・・・・あまりの柔らかい声でまた眠りそうになったけれど、やはり妙齢の淑女に独身住まいに来て もらい起こしてもらうのは明らかに職権乱用だと思って飛び起きた。 フレデリカは熱い紅茶を一杯起きたばかりの私に差し出して 「今日は急ぎの書類はまだありません。閣下は二度寝をなさらぬようゆっくり紅茶をおのみになって 着替えて執務室においでになればよろしいかと存じます。」と寝ぼけたままの私に、やはり変わらぬ あたたかみのある微笑を見せ言ってくれた。 ・・・・・・生活人として明らかに欠陥がある私をフレデリカは嫌いではない様子に見えた・・・・・・。 だが私は戦争で多くの犠牲者を出してきた殺人者だ。 大量殺戮者。 普通人のように家庭を持って幸せな人生をなど望んではいなかった。 望んではいけないと思った。 ・・・・・・思っていた。 フレデリカにプロポーズをしようと腹が決まったのはハイネセンへランテマリオから還ったときだった。 国防委員長と会見していて紅茶を飲み干し話をしているうちにまたのどが渇いて水を飲み干し、さらに のどが渇いて・・・・・・。 勝算の薄い話だったから平然としているように見えただろうが私は緊張していたのだろう。 やたらのどが渇いた。 深刻な話題の最中に水か紅茶をくれとはいえない。 そんな私を見ていたフレデリカは口をつけていないからと彼女のグラスをすぐに横から差し出してくれた。 やっぱり彼女のことが好きだとよくわかった。 さりげない心配りがある素敵な女性。彼女を好きにならない理由はなかった。 お互い好きだと思っているならいわないより言ったほうがいいと思って、それこそ一生分の勇気を 使い果たしてプロポーズをすると、フレデリカもびっくりしたのだろう。 二人の年金で老後も暮せると答えた。 よくよくあとで考えてみれば私は動揺していたからそれは十分「はい」という返事だったのにまだ返事を もらっていないと思い込んでしまった。 老後も二人の年金で暮せるということは夫婦関係を意味するのに。 彼女は大きな眸にこぼれそうな涙をためてイエスといってくれた。 ・・・・・・なんと表現するのが適切だろう。 幸せという言葉だけでは表現しがたい。 ともかくうれしかった。 本当にうれしかった。 私は好きになった女性に何も伝えられないまま同じ同盟の軍人に暴力で殺された。 ジェシカを愛していた。 フレデリカとであったときは彼女から好意を寄せられていることがわかっても、まだジェシカを 過去の思い出にできなかったから、応えられるはずがない。 学生時代からジェシカにあこがれていた。 ラップがあれほど真剣に彼女に思いを寄せていなければ私ももう少し考えたかもしれない。 けれど彼女は民衆の自由と平和のため議員になり、私と同じ軍人にあろうことか虐殺された。 ・・・・・・あのときフレデリカをクーデター派に還さなくて本当によかったと思っている。 グリーンヒル大将はクーデターの失敗を死をもって締めくくるつもりであるとわかったからフレデリカを おいていくはずがないと思った。 だから私は副官として有能だからと彼女を有無を言わさず更迭しなかった。 もちろん彼女が有能な副官であったには変わりないし、理由もそれなのだが大事な仲間をみすみす 死地に送る気持ちにならなかったことのほうが大きかった。 あのころを思い出すと・・・・・・まだ心が痛む。 「あなた、うきが・・・・・・かかったのではありません?」 おっと。 竿を持ったときにぷつっと糸を切られたから魚は取り逃した。 「釣りは好きなんだが・・・・・・上手じゃないんだ。でも全くつれないほどすごく下手でもないんだよ。」 私は一応美しき優しい妻に言った。 ややむなしい弁解であるが。 フレデリカは「まだまだ時間はありますわ。夕方一緒に牛乳を買いに行くまで。ゆっくりなさってくださいな。 あなた。」と微笑む。 うむ。確実に私がつりが不得手だと思われてしまった。 ・・・・・・でもつりがうまくなくてもフレデリカはかまわないらしい。 それなら私はいい。 フレデリカは私が自由にしていても気分を害さない。そういう存在はありがたい。 彼女は料理に自信がないというし実際どうもユリアンが言うにはそうなのだろうが、私は彼女がいて くれればいいとおもうから、料理は・・・・・・別に毎日サンドイッチでもいいと思っている。 もとから私は食にこだわらないから紅茶と酒が飲めればいいのだ。 「マダム・キャゼルヌが美味しいというのだからこの地方の乳製品は美味しいのだろうね。愉しみだな。 つまみにチーズもいいな。」 「ええ。チーズも美味しいそうです。ここは山間地帯でしたから攻撃は免れてますから酪農産業は 通常に機能しているようです。」 ふむ。 私の妻はいまだに副官のくせが抜けないな。 といって私もフレデリカと呼ぶときすこし緊張する。 周りが思うほど私は女性と関係したことがないわけではない。 ジェシカを忘れようと交際をした女性もいる。でも結局恋愛感情をもてなかったので別れることになった。 もちろんアッテンボローの亭主やシェーンコップの色恋の履歴には負ける。経験も負ける。 異性を好きになるにはエネルギーが要る。・・・・・・気がする。 などと考えているとまたかかった感触がした。 今度は鱒を釣り上げたので、妻も大きな目をさらに大きくさせていった。 「40センチはありますわね。あなた。お見事ですわ。」 ・・・・・・フレデリカは笑顔がとても魅力的である。 この笑顔に釣られて私は一生彼女に頭が上がらなくなるだろう。 それでいいと思っている。 彼女なら間違った人生を歩まない。ならフレデリカと一緒に生きていこうと思う。今まで十分穢い 生き方をした私だからできれば彼女との間に数人の子供をつくって。アッテンボローの夫婦もまだ 懐妊しないのだし子供は授かりものだという。私たちが時期を決めるのではなさそうだからいらぬ プレッシャーを妻に与えずにできれば数人の子供を授かって。 そのうちの一人が善いことをしてくれればそれはとても理想的なことだ。もっとも私にはすでに ユリアンがいる。 あの子は・・・・・・フレデリカにあこがれていたのだろう。 地球へ行こうとしたのも私たちに気を使ったと思える。 ユリアンの初恋を私が破ったようなものだけれど・・・・・・。 だからといって私がそれを理由に彼女に気持ちを伝えなければフレデリカにもユリアンにも礼を 失する気がした。真正面から求婚して正解だったと思う。フレデリカは二人の新居を探すときに ユリアンや護衛のマシュンゴの部屋まで考えていい物件を見つけてくれた。 私も変わり者だけれどフレデリカも女性からすると風変わりなところがあるかもしれない。 もちろんよい意味で。 25歳のうら若き女性が17歳の養子を快く迎え入れてくれるとは。 心地のよい風が吹き、少しずつのばし始めたフレデリカの髪も揺れた。 こんなところまできても料理の本を熱心に読んでいる。本当に私は彼女さえ側にいてくれれば いいのだけれど・・・・・・。でもすごく真剣に読んでいるのでそっとしておこう。 フレデリカが必死にデスクワークをする姿もじつは私はだいすきだ。料理の本と格闘する姿も とても美しく思える。 夕食にレストランで魚の蒸し焼きを出してくれた。私がつった鱒だ。 クリーム仕立てのシチューもあって美味しかった。 やっぱりここは乳製品が美味しい。 夕方売店で2リットルフレデリカは牛乳を買った。それと料理に使うバターと私のつまみのチーズ。 計2キロ以上の品物を妻に持たせるのは私の矜持も許さないからさりげなく彼女の肩を抱いて 荷物を持った。右手でフレデリカの肩を抱いて左に2キロ。私には重い。 牛乳を2リットル。 二人で飲むには大変だなと思ったけれどホテルに帰って開封して二人で飲むとやっぱり美味しかった。 空気がいいせいだろうか。ディナーのとき私がいつもより多く食事を取るので彼女は喜んだ。 「とっても美味しい料理ですわね。あなたが釣りがお好きなら魚をつって食べていけますわ。 夕方の牛乳もとっても美味しかったわ。でもあなた、片手で持って大変だったでしょう。もたせてしまって ごめんなさい。」 「いやいや。あれくらいの荷物は大丈夫だよ。それほど力がない優男に見えるかな。」 ・・・・・・間があいた。 「いえ、私はあなたが力持ちでなくたって・・・・・・気持ちは変わりません。」 それはありがたい。 「それにしても君の記憶力にはいつも舌を巻くよ。私たちは同盟政府に尾行されての新婚旅行か。 なんだか私は随分と恨まれているなあ。」 牛乳を買ったときに車がついてきていることを知ったのだけれどフレデリカはそれはずっとついてきている という。しかも帝国ではなく同盟のナンバーだと判別までした。私という人間には料理の上手な妻より フレデリカのように危機を察知できる鋭敏な妻が望ましいというと、あまりに男として不甲斐ないだろうか。 「あなたに害するものは私が赦しません。あなたは必ず私がお守りします。・・・・・・あら、これでは ちょっと女性として勇ましいですわね・・・・・・。」 いってからフレデリカは真っ赤になった。私の妻は勇ましい。けれど私にはそのくらいであって頼もしい。 ・・・・・・やはり男として不甲斐ないな。 夕食後ホテルの庭を二人で散歩してみた。 地上から星を見上げるのと船から見るのとは違う。 「私はほとんど地上で生活をしていないんだ。」 そういうとフレデリカは私の顔を覗き込んだ。「子供のときから商人をしていた父と一緒に15まで宇宙船で 暮したんだよ。父が船の核融合炉の爆発で死ななかったらなんとか歴史で食べていく余裕があったかも しれないけれど・・・・・・父は財産を残した。借財をね。」 私の父という人も変わったひとだから死んだといってもあまり悲劇的に捉えたことがないまま今に いたっている。だから軽い口調で話をしたけれどフレデリカはやさしいので沈痛な面持ちになった。 「いや。えっと。まあ親父が生きていても借金があったから多分大学ではなく士官学校に入っただろうね。 なんというか私の父親はユニークなひとでね・・・・・・。すごく変わり者だった。だから死んだときかされても あんまり悲劇的に聞こえなかったな。いまもなんだけどね。・・・・・・15で士官学校に入って、卒業して 21歳のときに君にあった。14歳のかわいいミス・グリーンヒルにね。」 そういってあまりうまくできないがウィンクのひとつもしてみたらフレデリカはぷっと吹き出した。 そんなこんなで。 「エル・ファシルからはなんだかよくわからないままきてしまった。少佐になって自分の部屋がやたら 大きくなったこととかサラリーが増えて驚いた。そのときにたくさん蔵書を買い込んだ。うれしかった。 本は好きだからね。大佐になって・・・・・・キャゼルヌ先輩がユリアンをうちによこしてくれた。それも 私の人生で幸せなことだ。・・・・・・ありがとう。フレデリカ。」 「え・・・・・・。なにがでしょう。」 「フレモント街の新居のことだよ。ユリアンが戻ってきたときのことを考えてくれただろう。そんな 新婚の女性は珍しいなと思って。私としては感謝してるんだ。」 フレデリカは答えた。 「ユリアンはあなたの大事な養子ですし私も弟みたいで好きです。一緒にみんなで暮せば きっとすごく楽しいですわ。イゼルローンのときのように。だからありがとうといわれる性質のもの でもありませんわ。あなたと結婚するなら当然です。」 「そういう女性を妻に迎えたのも私の人生では大きな幸せなんだよ。フレデリカ。」 夜空の星と月だけの暗さだからなぜか正直に言えた。・・・・・・たいしててれないで。 彼女の小さな手を握って。 「・・・・・・きっといろいろと悶着がいずれ起きると思うけれど・・・・・・できればそのときも私の側に いてほしいんだ。君がいると・・・・・・安心する。」 何かの花なのかな。さっきからかぐわしい香りがする。薔薇だったりすると手を怪我するのもいやだから 確認しないでおこう。月明かりと星だけではわからないものだ。 「はい。あなた。あなたがいやというほどあなたの側にいますわ。私。」 こんなに暗い中でも彼女が微笑んでいる姿が見える気がする。 私もつい笑ってしまった。 「君を嫌がらないよ。君は・・・・・・私には甘いから。夫が妻に堂々と甘えたいというと心もとなく 感じるかな。・・・・・・私は非力だしまさしく優男だけれどなるべく君のことは守りたい。・・・・・・とは 思っている。本当に。ただ、君に優しくされているのでつい甘えるだろうと思う。・・・・・・すまないね。 でも君のことをいやになるなんて考えられない。」 私はあまり男性として背が高くもないし体つきも大きくはない。 けれど彼女よりはなんとか背も高いし。 ・・・・・・やっぱり細い肩をしているなとそっと抱き締めてみて思った。 「こうしてずっと平和だといいのに・・・・・・。」 私の腕の中でフレデリカがまぶたを閉じて小さな声でささやいた。 本当だ。 占領されてしまったが平和であればどれだけいいであろう。 メルカッツ提督にお任せした60隻の船とユリアンに託した伝言が生かされる日が来ないほうが よいに決まっている。 けれど5年か、10年後には必要になるかもしれない。この5年はおそらく安穏に 監視つきであれ暮せると思う・・・・・・。5年とは実に短い平和だ。 「・・・・・・私ももう船に乗りたくないな。地上から星星を君と眺めていたい・・・・・・。この星で 生きていきたいし眠るときもこの星で眠りたいね。年を取って。私はおじいちゃんできみはおばあちゃん。 ・・・・・・ともに白髪が生えるまで。」 本音だった。私はできればもう宇宙へ還りたくはない。 毎日彼女とのんびり暮して歴史の本を読み何かを書き残す。そんな人生を選びたい。 ・・・・・・キスしてもいいかなといちいち聞く必要はないだろうと当たりに人がいないかを見回して。 彼女の唇にキスした。 やっぱり彼女は私には甘い。そして花の香りも彼女から香ってきた気がする。 いくら私が忘れん坊でも、今夜のことは忘れない。 少し山の空気だから夜は冷えてきた。かわいい妻を新婚旅行で風邪を引かせてはかわいそうだから 手を引いて部屋で寝るまで話をしようといった。 はい、と答えた彼女の手があたたかい。 ポプランがやたらアッテンボローの手を握るのもわからないでもないな。人前で手をつなぐのは 私は恥ずかしいけれど二人きりのときはそれもいい。 美味しいチーズと白ワインがあるし。 まだまだフレデリカには話したいことがあったし聞きたいこともある。 好きな女性のことを知りたいのは男の当然の欲求のような気がする・・・・・・。 私たちはホテルの部屋に戻った。初夏なのに山間部は冷え込みがある。私が風邪を引くと いい笑いものにされる。キャゼルヌやシェーンコップになにを言われるかわかったものではない。 酒を飲んで温まることにしよう。 by りょう 閣下、初夜ですよ!何のんきなことしてるんですか! 2ではがんばってくださいね。(自分に問い詰めてみる。) 確かこんなことわざが英語にあるはずです。忘れました。 |